漂流者の手記 Day32

油断した。少し遠出をしていたところ、夜の危険なパルたちに襲われて怪我をしてしまった。
この島に住むパルたちは、なぜこんなにも攻撃的なのだろうか?
自分たちの身を守ろうとする以上の、過剰な攻撃をしているように感じる。
例えるなら…自分たちの親分のようなもの。個々で生活しているパルにとっては島そのものだろうか?
それを守ろうとするような何らかの意志が、彼らには宿っているように感じられるのだ。