漂流者の手記 Day12-2

小休憩のうち、改めて彼らについて考えているが、どうにも考えがまとまらない。
私のように外部から訪れた人間だとすれば、あれだけの数がいて外部へと情報が流れないのはおかしい。
やはり古代文明の生き残りがただ生存をかけて争っている、と考えるほうが納得がいく。
なぜ銃を持っているのかについては説明がつかないが、独自に作成をしたと考えるのが自然だ。
あるいは何らかの事情で流れ着いたものを模倣している、という可能性もあるだろう。